最近ユネスコの世界自然遺産に登録された、日本の南にある『奄美大島』。
名前はたまに聞くようになりましたが、どういうところかあまり知られていないのが現状です💦
でも実は、楽しむところがたくさんあるにもかかわらず、まだ観光客が少ないためとても快適に過ごせる穴場のリゾートです❗
10年前にたまたま行ったら、数々の魅力に引かれ、それ以来毎年行くくらいとりこになりました😆
そのくらい他にはない魅力が奄美大島にはあります。
そんなわたしが、今お伝えしたい14の魅力をご紹介します。

旅行ってなかなか頻繁に行けないから下調べは重要!

この記事でわかること
- 場所
- 行き方
- 奄美大島の良いところ
奄美大島の場所と概要

奄美大島は日本の南、屋久島と沖縄の間にあります。
よく沖縄県と間違われますが、実は鹿児島県です🗾
奄美大島の周辺には島がいくつかあり、奄美大島を含め、奄美群島(喜界島・奄美大島・徳之島・沖永良部島・与論島)と呼ばれています。
そんな奄美大島の面積は琵琶湖よりちょっと大きく、ただ車で走るだけであれば1日で1周できます。
14個の良いところ
良いところ1:飛行機で3時間以内に行ける
島国のため、奄美大島へは飛行機かフェリーで行きます。

所要時間は出発地によりますが、約1時間~約3時間と、とてもアクセスが良いです。
ところが、飛行機の便数はとても少ないため、観光客はもちろん帰省する方ですぐに埋まってしまいます。
特に南の島で気候が良いので、夏は飛行機自体に空きがないことが多々あります。
でも、直通便が空いていない場合でも、経由便であれば空いていることがあります。
若干の飛行時間と数千円くらいのお金がかかりますが、経由のために待たされる時間は数十分で不便さはないため、その場合は経由便を利用するのが良いです。
経由便もなかったらどうするの?


残念ながら日程をずらすしかないね😥
まだまだ飛行機が少ないため、ホテルには空きがあるけれど飛行機に空きがないということが見受けられます。
よく言えば、飛行機の便数が少ないということは、1日に奄美大島に入ってくる人数が限られるため、観光客であふれていないということになります❗
良いところ2:観光客が少なく混雑のない観光地
前述のとおり、飛行機の便数が少ないため、1日に島に降り立つ人数が限られています。
よって、どの観光スポットも混雑することはありません。
長期宿泊している方がいる場合、だんだん人が増えていくことになりますが、稀です。
まだまだ人が少なく、なにをするにも待ち時間などがないため、とても穴場の観光地です❗
良いところ3:レンタカーショップが空港の目の前にある
地域によっては早くレンタカーで自由に動き回りたいのに、レンタカーショップまで専用バスで何十分もかかるということがあります。
おまけに渋滞に巻き込まれ、それだけで空港に着いたわくわく感が削がれます。
でも奄美大島は空港の目の前の道沿いにほとんどのレンタカーショップがあります🚗
普通にツアーで予約するとそのレンタカーショップ以外を案内されることはありません。
空港までレンタカーショップのバスが迎えに来てくれますが、乗っている時間はたった1,2分です😆
そんな便利さから、空港を降りて数分後にはレンタカーショップにつき、手続きを10分くらいしたらあっというまに自由時間になります❗
良いところ4:渋滞がないため時間を無駄にすることがない
レンタカーショップを出るとほとんど車通りがないことに驚かされます。
地元の方は車が主な移動手段のため、車を利用しているにもかかわらず渋滞というものがほぼありません。
止まるのは信号があるときくらいです😆
レンタカーがばんばん走っているのを見かけるのに本当に不思議です。
やはり、島へ入ってくる観光客が少ないというのが大きいです。
よって、どこへ行くにも渋滞を気にせずスムーズに移動できます❗
渋滞を計算した移動をしなくて済むのはとても楽です👍
良いところ5:空港と市街地の位置関係が便利で良い

空港は奄美大島のほぼ最北端にあり、ビジネスホテルや繁華街がある市街地の名瀬(奄美市)は真ん中にあります。
名瀬拠点の場合は、空港に到着したら少し北を観光しつつ、市街地である名瀬に向かい、あとは名瀬の北以外の東西南を観光するというルートを取ることができます。
沖縄の場合は市街地に空港があるので、これはこれで便利ですが、常に東西南北長距離運転になり、道路も混んでいるので移動が結構大変です。
ただし、名瀬はビジネスホテルがメインで、リゾートホテルはわずかしかありません。
リゾートホテルはたいてい海を囲いこんでいるため、市街地からちょっとはずれた北よりにあることが多いです。
とはいえ、名瀬に行くメイン通りは数本のみで、その通りを使用するようにリゾートホテルもあるので、名瀬拠点よりも往復距離が少し長くなりますが不便ではありません。
良いところ6:サンゴやウミガメが見られるキレイな海がたくさんある
島国だけあり海は本当にキレイです。
奄美大島好きの間では奄美ブルーと呼ばれ、透明・エメラルド・濃紺になっていく海が特徴です。
また、空も広く、南国特有のもくもくした雲が南の島に来たんだなと感じさせてくれます。
360度海に囲まれた奄美大島には、たくさんの海があります。その中の主要な海岸をご紹介します。
主な海岸 | 場所 | 概要 |
---|---|---|
土盛海岸 | 空港から北へ車で約5分 | ・空港から近いため、最初に立ち寄りやすい海岸。 ・潮の満ち引きが大きく引いたときの砂浜の大きさは圧巻。 |
崎原海岸 | 空港から南西へ約20分 | ・波が穏やかでとても透明度の高い海。 |
用安海岸・神の子海岸 | 空港から南へ約15分 | ・ばしゃ山村の目の前にあり、各種アクティビティが楽しめる。 ・ファミリーが多い。 |
倉崎海岸 | 空港から南西へ約30分 | ・波がほとんどなく穏やかな海。 ・透明度が高く、近年ウミガメも見られる。 |
大浜海浜公園 | 名瀬から南西へ約20分 | ・施設が整った海浜公園にある海。 ・海に向かう時に、山から海を見下ろす景色は圧巻。 ・名瀬に近く、地元の人が海を眺めに来ることが多い。 |
国直海岸 | 名瀬から南西へ約30分 | ・海岸通り沿いにありとても行きやすい海。 ・人も少なくプライベートビーチ感が味わえる。 |
ホノホシ海岸 | 名瀬から南東へ約1時間10分 | ・荒波に削られた丸い石がたくさんあり、波のたびにカラカラと音が鳴る見るための海。 ・遊泳禁止。 |
実久ビーチ | 加計呂麻島の瀬相港から南西へ約30分 | ・離島の最西端にある、とてもキレイな海。 ・周りの集落の人以外、人に会うことがあまりない。 |
奄美大島は日本海と太平洋の両方で海水浴ができるため、好みやその日の天気と潮に合わせて海を選べます。
島が細くなっているところでは、日本海と太平洋を同時に見ることができる観光スポットになっています。
この中で一番のオススメは倉崎海岸です。
トイレや更衣室は近隣のリゾートホテルで借りる必要がありますが、波は穏やかで海の透明度が高くサンゴもたくさん生息しています。


アクティビティでないとなかなか見られないと言われているウミガメも、近年普通の海水浴場で見ることができています。

サンゴはどの海でも素潜りやシュノーケリングで見ることができます。
サンゴってスキューバダイビングでしか見れないと思ってた!しかもウミガメも見れるなんて最高!!!


シュノーケリングでもキレイな海とサンゴがみれるのでお子さんも楽しんでるよ!

良いところ7:海のマナーが良い
海のマナーの良さは奄美大島で一番推したいポイントです。
奄美大島は海水浴場がいっぱいあるため、人が密集しているということがほぼなく、どの海水浴場も空いています。
浜辺では皆さん等間隔に拠点を置いているため、人の目を気にせずのんびり過ごせます。
また、帰る際はゴミを持ち帰るなど、マナーがとても良く本当にびっくりさせられます❗
そういう海水浴場にはファミリーが集まり、安心してのんびり遊ぶことができます✨
良いところ8:キレイな星空が見られる
空気がキレイな場所ではよく見える星ですが、奄美大島も同様に満点の星空を見ることができます。
とはいえ、夜の山などはハブがいるため行くことはできず、市街地は街頭があるため適していません。
海岸沿いでも見ることはできますが、月や海が邪魔をしてしまうときがあります。
そこで、一番最適なスポットは高台にある大浜海浜公園の駐車場です❗
普段は街頭がついている駐車場ですが、23:00になると街灯が消え、辺り一面星空を見渡せます。
アスファルトの駐車場のためハブなどの心配もあまりなく、安全に見ることができます。
でも、念のためハブにはお気を付けを!
良いところ9:日本第2位のマングローブがある
奄美大島のマングローブは西表島に次いで第2位の規模です。
もちろんカヌーでマングローブを散策するアクティビティもあります。
潮の満ち引きによってルートは変わり、潮が満ちているときはマングローブが多い茂った細い川に入ることができます。
潮が引いているときは、運が良ければ土の中のノコギリガザミを見ることができます。
ガイドの方は親切で、色々な説明をしてくれるのでとても楽しいアクティビティです😆


良いところ10:山遊びや川遊びもできる
奄美大島は山や森がとても多い島です。
どこへ行くにも何個もトンネルを通り、中には数十メートルしかないものもあるくらいトンネル島です。
山が多いということは川もたくさんあり、透明でキレイな川や滝で、海以外の遊びも楽しめます。
夜は、奄美大島と徳之島にしか生息していない国指定特別天然記念物の、『アマミノクロウサギ』を見るナイトツアーもあります。

良いところ11:すぐ近くに船で行ける離島がある
奄美大島の南には『加計呂麻島』という島があり、加計呂麻島へはフェリーで20~25分くらいで行けます。
フェリーには車を乗せられるので、レンタカーを乗せてそのまま加計呂麻島をドライブすることができます。
加計呂麻島は1日で1周できるくらいの大きさで、こちらでいう一般的なコンビニがないくらい人の手が入っていない島のため、海が本当にキレイです。
飛行機で島に行って、さらに車を持ちつつ別の島へ行けるなんて不思議です❗




良いところ12:郷土料理が絶品
どこでもその土地の料理はありますが、奄美大島にもあります。
沖縄色が強いように思われがちですが、どちらかというと鹿児島色のほうが強いです。
その中で特にオススメしたいのは『鶏飯』です。
鹿児島系の飲食店でたまに置いてありますが、鶏飯は絶品です。
ご飯の上にささみ状の鶏肉(鶏ムネかささみ)、錦糸卵、シイタケなどをのせ、鶏でだしを取った透明なスープをかけ、お茶漬けのように食べます。
奄美大島の食紹介の際は必ず出てくる郷土料理です。
東京で手に入れるには、アンテナショップや鹿児島物産展などでフリーズドライのものが買えます。
フリーズドライといえど、とてもおいしいです。ぜひお試しを❗
鶏のダシがきいてておいしそう😋


良いところ13:海産物が豊富でおいしい
海に囲まれているだけあり、海産物が新鮮でとてもおいしいです😋
何があるかは季節次第になりますが、マグロやタイなどそのときどきのものを食べることができます。
季節によっては伊勢海老もあります❗
そのほかに、あおさも採れるので天ぷらやお味噌汁もおいしいです。

良いところ14:世界に誇れる伝統工芸がある
奄美大島の伝統工芸と言ったら、『大島紬』です。
私は行くまで名前も聞いたことありませんでしたが、実はフランスの「ゴブラン織」、イランの「ペルシャ絨毯」とともに、世界三大織物となっています。
素材は絹で、糸を泥染めしたものを織ります。
柄もさまざまありますが、一番有名なのは、奄美に自生している蘇鉄(ソテツ)とハブをモチーフにした『龍郷柄』です。
献上品として作られた場所が「龍郷」であったため龍郷柄と名付けられています。
それ以外にも柄はたくさんあります。
絹のため肌触りがよく、着物やバッグなどに用いられていますが、今は奄美大島の名産品としてハンカチやマスク、ストラップなどさまざまなものがあります。



さいごに

奄美大島を一言でまとめると、人が少なくのんびりしているため、1人旅からファミリーまで快適に楽しめます。
実際に周りにも紹介して、楽しかったと言ってもらっています😆
一人旅や宿泊代を抑えたい方はビジネスホテル。ファミリーで海もプールも料理もまとめて楽しみたいならリゾートホテルがオススメです。
日本の離島はそれぞれ良いところがありどこも楽しいですが、奄美大島にもぜひ足を運んでいただけたら嬉しいです❗❗❗

・旅の注意点
・もっていくものいらないもの
はこちらでご説明しています!
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