アメリカ西海岸にあるロサンゼルス(通称LA)は、ニューヨーク同様大都市です。
大きいがためにガイドブックは分厚く、さらに楽しめるポイントは点々としていて、どこにどのように行くのが良いかわからなかったりします。
初めての都市であればよくあることですが、有名な拠点さえ押さえておけば、限られた時間で楽しく有意義な旅にできます!
そんなロサンゼルスが、どういうところでどこへ行けば良いかを、経験をもとにご紹介します!
この記事でわかること
- 場所、行き方、時差
- 街並み、気候、交通、治安
- オススメ観光スポット
- 注意事項
場所と行き方
場所
アメリカの西海岸、カリフォルニア州の南よりにあります。
大きさは東京都の6割程度です。
緯度は東京都とほぼ同じなため、東京の真東にロサンゼルスがあります。
行き方
日本から飛行機で行きは約10時間、帰りは約12時間かかります。
日付変更線を通るため、行きは出発時よりも時間が戻り、帰りは時間が進みます。
なぜ帰りのほうが時間がかかるかというと、行きはほぼ直線であるのに対し、帰りは北へ湾曲した経路になるためです。
行きは1日得した気分になりますが、帰りは損した気分になります。
飛行本数は経由も合わせると計り知れない本数があり、航空会社もたくさんあります。
空港は基本、ロサンゼルス国際空港(通称LAX)になります。また、国内線用空港もいくつかあります。
日本からの場合、夜発が多く、日付変更線により前日の朝方に到着するようなプランが多いです。
時差
日本との時差は17時間(サマータイム時は16時間)です。
街並み・気候
街並み
大きく分けると、以下になります。
とても有名な都市のため、テレビなどで見かけたことがある場所がたくさんあります。
ロサンゼルスの西のラスベガス方面には山や砂漠もあります。
気候
気温は約19℃~29℃と1年を通してほぼ変わりませんが、昼夜の温度差は10℃くらいあります。
夏は日差しが強く、日向にいると汗をかきますが、湿度があまりないため、日陰に入るとあっという間に引きます。
日本のようにジメジメしていなく、すっきりした陽気のため、とても過ごしやすいです。
また、四季はなく乾季と雨季のみですが、雨はあまり降りません。
日陰に入ると汗が引くなんて、日本にいると感覚がわからないね。
乾燥した風が吹いているから気持ちよく感じるよ。でも乾燥しているから水分補給はしっかりしないとね!
交通・言語・治安
交通
地下鉄、バス、タクシーがありますが、一般的には車社会です。
旅行の場合は、地下鉄やタクシーを使用することになりますが、地下鉄を使用する場合は、治安を鑑みて日中のみにしたほうが良いです。
ロサンゼルスは日本のようにいたるところにタクシーが走っているということはないため、使用したい場合はホテルに呼ぶか、大きめのホテルに止まっているタクシーを使用します。
日本人が現地で経営しているレンタルタクシーというのもあり、1日付き合ってくれるためそれを使用するととても便利です。
地下鉄の治安はどういう感じ?
昼間はビジネスの方も使っているので問題ないよ。でもロサンゼルスの拠点はそれぞれ離れたところにあるからタクシーが一番便利!
言語
メインは英語ですが、様々な国の方が多いため、言語も多種多様です。
日本人以外、ほぼ日本語は通じません。
音声翻訳があると、英語以外も変換して話せるので便利です。
治安
場所により変わります。
誰も通っていない道や、人が少なそうな路地などへは絶対に立ち入らないようにしましょう。
通りの大小関係なく、1ブロック違うだけで人通りが全く変わるため、注意が必要です。
また、窓に防犯窓枠などをしている地域は安全ではないという目安のため、参考にすると良いです。
また、他国のためその国のルールに則った行動が必要です。
例えば信号機を守るなど交通ルールも厳しいので注意しましょう。
日本にいる感覚ではだめということだね・・・。
通信環境
海外でのインターネット環境の確保は必須です。
短期で行く場合は、モバイルWi-FiかSIMのレンタルがオススメです。
長期滞在の方は、滞在期間と価格を見比べて、現地でSIMを借りるか、モバイルWi-Fiのレンタルを選択すると良いです。
6つのオススメ観光スポット
映画の街「ハリウッド」
ハリウッドは、山の上にあるあの有名な「HOLLYWOOD」の文字があるところです。
文字そのものを見に行こうとすると山を登る必要がありますが、遠くからでも見えます!
ハリウッドは映画都市だけあり、アカデミー賞の発表を行っている、ドルビーシアター(旧コダックシアター)やチャイニーズシアターがあります。
また、その周りの歩道には有名人の手形・足形や、ウォーク・オブ・フェイムと呼ばれる有名人の名前が書かれた星型のプレートがあります。
かなりたくさんあり、好きな有名人のものを探すだけでも楽しいです。
そこには有名人やアメコミキャラクターに変装した人が居て、一緒に写真を撮ることができますがお金がかかるため注意しましょう。
ロサンゼルスは街並みを映画で使われることが多く、いたるところで映画の撮影をしています。
撮影用のロケ車や機材車がそこら中に止まっていて、撮影しているのを見かけるでしょう!
ちなみに、「HOLYWOOD」の文字はここからでも見ることができます。
ショッピングモールや遊園地もある「ビーチ」
有名なサンタモニカビーチやベニスビーチ、ロングビーチなどがあります。
サンタモニカビーチは、桟橋に遊園地があり、映画の「トップガン」にも使われたとても有名な場所です。
サンタモニカピアやパシフィックパークとも呼ばれています。
サンタモニカビーチは浜辺から海までがとても長く、浜辺の入り口から海が見えづらいため、暑い中歩いていると砂漠かと感じるくらいです。
西海岸の海は海流の関係で、夏でもとても冷たく、気軽に海水浴という海ではありません。
そのため、日光浴をしている方が多くいます。
ベニスビーチは通称マッスルビーチと呼ばれ、浜辺に鉄棒やベンチプレスなどのトレーニング機器があります。
色々な方がそこでトレーニングをしています。
サンタモニカビーチから南へ徒歩で行くことができます。
ビーチにトレーニング機器が置いてあるなんてイメージがわかない!
サンタモニカには他に、サンタモニカ プレイスというショッピングモールや、サード ストリート プロムナードと呼ばれるショッピング通りがあり、観光客でとても賑わっています。
高級住宅街とブランド街「ビバリーヒルズ」「ロデオドライブ」
有名人が住む超高級住宅街で、それをめぐるツアーもあります。
そんなビバリーヒルズには、居住区以外に、高級ブランドショップが集まったロデオドライブというところがあります。
ロデオドライブは、数ブロックの区画内に高級ブランドショップが立ち並び、街並みはヨーロッパのような雰囲気があります。
一歩足を踏み入れると、他の地域にはない高級感ある雰囲気を味わうことができ、ショップ内のスタッフもスペシャリストばかりです。
ここでも映画の撮影をしているのをよく見かけます。
また、ロデオドライブ付近には、映画の「プリティ・ウーマン」で使用していた5つ星ホテルがあり、もちろんあの外階段もあります。
少し離れたところにはビバリーセンターというショッピングモールもあり、高級ブランド以外にカジュアルブランドもありショッピングに最適です!
大谷翔平も在籍し、興奮の観戦が味わえる「ドジャー・スタジアム」と「エンゼル・スタジアム」
ロサンゼルスには2つのメジャーリーグチームがあり、スタジアムも2つあります。
ファンは日本よりもさらに熱狂的ですごい盛り上がっているため、野球発祥の国での観戦をぜひオススメします。
ドジャー・スタジアム
ロサンゼルス・ドジャースの本拠地のスタジアムです。
言わずと知れたメジャーリーグの中でも強豪のチームです。
日本人選手も多数在籍したことがあり、野茂英雄、石井一久、木田優夫、中村紀洋、斎藤隆、黒田博樹、前田健太、ダルビッシュ有、筒香嘉智がいました。
現在は、大谷翔平、山本由伸が在籍しています。
とうとう大谷翔平と山本由伸が来て、これだけでロサンゼルス旅行をする方が大幅に増えます。
エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイム
ロサンゼルス・エンゼルスの本拠地のスタジアムです。
日本人選手も多数在籍したことがあり、長谷川滋利、松井秀喜、高橋尚成、田澤純一、大谷翔平がいました。
大谷翔平はドジャースへ移籍してしまいましたが、とてもキレイな球場です。
数々の古着ショップがひしめく「メルローズアベニュー」
10kmくらいの直線通りに古着屋や高級ブランドショップが並んだストリートです。
それだけではなく、ホットドックやハンバーガーなどのファストフード店も立ち並び、アメリカらしさを感じられる場所の一つです。
一番圧倒させられる、数々のショップの外壁にウォールペイントがあり街並みと融合しているところです。
日本でペイントだらけというと危ないところと感じてしまいますが、決してそうではなく、センスの良いものが多いため、最近では写真の撮影スポットになっています!
たまに有名人のインスタグラムで登場しているのを見かけます。
一流の企業とホテルがたくさんある「ダウンタウン」
ダウンタウンは日本語では下町の意味合いが強いですが、日本以外ではビジネス街にあたります。
ダウンタウンにはキレイできらびやかな高層ビルが立ち並び、平日にはそこで働いている人々がたくさんいます。
ホテルが多く建ち並ぶ場所でもあります。
まとめ
ロサンゼルスはブランドなどのショッピングはもちろん、映画関連の建物や商品、海や遊園地があり様々な楽しみ方ができます。
歩いているだけで映画のロケ地に巡り合うため、街歩きだけでも楽しめます。
また、歩いたところが後々の映画に出演したということもあります。
わたしの泊まったホテルも、行った後に映画に出ていました!
なにより様々な国の方が観光に来ているため、そういう空間が海外へ来たんだなと感じさせてくれます。
ロサンゼルスはラスベガスとセットでツアーを組む方が多く感じられますが、ロサンゼルスのみであれば3泊4日で十分です(内1泊は機内泊が多い)
ただし、ディズニーランドやユニバーサル・スタジオ・ハリウッド(USH)へ行く場合は、その分滞在期間を取る必要があります。
ニューヨークと同様、アメリカを代表する大都市ですので、一度は訪れてみることをオススメします!
一度行くと、ロサンゼルスをLAと呼ぶようになったり、ロサンゼルス国際空港をLAXと呼びたくなります。